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長距離輸送に中継点を設けてドライバーを交代　一部区間に海上輸送を取り入れて環境負荷低減も

2024年問題*1により浮き彫りになる、トラックドライバーの労働時間削減に対する取り組みの一つとして、スワップ・ボディ・コンテナ*2を用いた異なる荷主間での中継輸送の実証実験を行いました。長距離輸送を行う際に、スワップ・ボディ・コンテナを活用し、中継点を設けることにより、リレー方式でドライバーを交代させることで、ドライバーひとり当たりの運転距離/労働時間を削減する取り組みです。2024年問題の解決策の１つとして、実用化を進めています。

また「環境に配慮した」物流の取組みとして、当社では内航船／フェリーを起用した幹線便の運航を行っております。日常的に本州／四国／九州間での国内輸送を行う際、トラックでの輸送のみならず、一部区間に海上輸送を取り入れることによって、CO2排出量の削減等、環境に優しい物流網を構築しています。

*1　2024年問題とは、2024年の4月1日から、トラック運送業でも時間外労働の上限960時間と定められること

*2　スワップ・ボディ・コンテナとは、トラックの車体と荷台を分離させ、その間に荷役作業を実施することで、荷待ちのムダなどの労働時間を削減し、物流の生産性を向上させ、働き方改革を進める仕組み