食料業界

暮らすことは、食べること、飲むこと、料理すること、だからこそ運ぶ

大手コンビニエンスストア・量販店のセンター運営や、飲料水・冷凍食品の配送等、食料・食品に関わる幅広い物流に取り組んでいます。
検品作業、流通加工等のサービスや、冷凍倉庫、保税倉庫での保管、保冷コンテナを活用したフォワーディング業務等、豊富な実績がございます。

コンビニエンスストア向け冷凍商品の保管と供給

縁の下の力持ち　ー毎日1,960店舗を超えるコンビニエンスストアに、冷凍商品を供給ー

大手コンビニエンスストアや量販店向けのセンター運営、飲料水・冷凍食品の配送等、食品関連の幅広い実績があります。特に冷凍商品では、各メーカーよりアイスクリーム、冷凍食品、レジ横ホッターズ商品を冷凍倉庫にてお預かりし、毎朝コンビニチェーン各店舗からの出荷オーダーに基づき、店舗ごとに仕分け、出荷。

店舗への配送遅延を発生させないよう限られた時間の中で、約400アイテムの細かい仕分け作業を行い、徹底した作業時間管理のもと、機械化（DPS：Digital Picking System）を図る事で安定供給を実現しています。

アイスクリームメーカーや冷食メーカーなどから商品を集約し、冷凍倉庫で入庫・在庫管理・店別仕分・出庫などを行う冷凍ストックセンターの業務フロー図。

冷凍倉庫内で作業員が棚に並んだ食品を仕分けしている様子。複数の箱に商品が整理され、ピッキングシステムが稼働している。

冷凍倉庫内で作業員たちがベルトコンベア沿いに商品を仕分けしている様子。青いコンテナに食品が並び、効率的なピッキング作業が行われている。

3温度帯での幹線輸送

3温度帯での関東↔北海道幹線輸送＆センター機能

関東から北海道へ向けて幹線輸送、流通加工・店舗配送までの物流を担っています。フェリーから下船後、3温度帯のスルーセンターへと直行して即仕分け、年間約1800台のトレーラーを駆使して、道内全域をカバーした短いリードタイムを実現しています。

一方で北海道から関東・関西までの幹線輸送にも取り組んでおり、降雪等の地域特性を考慮した物流ノウハウに強みがあります。

東京から北海道方面へ物流ルートを示す地図イラスト。矢印で複数方向への輸送経路が描かれている。

大雪の夜、除雪車が積雪をかき分け、奥には雪に覆われたトラックが停車している様子。

ドール青果物・加工品のグローバル輸送

ドール（Dole）のグローバルサプライチェーンをカバーする輸送体制

世界最大級のバナナ・パイナップルの販売量を誇り、フルーツや野菜の加工食品を製造する加工品事業でも世界トップシェアを持つDole事業を当社は伊藤忠の買収当初から船社政策、コスト削減、フォワーディング事業への展開に関わってきました。また、2022年に商業生産を開始したシエラレオネ共和国でのパイナップル生産では、当社から2名の駐在員を派遣しています。サプライチェーンマネジメントまで入り込み、道路が整備されていない発展途上の地で物流の側面から密接にサポートを行っています。