岩崎静香

責任ある仕事のために、
知識を深めていく。

私が担当しているのは、北米やメキシコへの自動車部品製造設備の輸出業務です。商材について、営業担当へのヒアリングに始まり、船積みのブッキングや輸送の手配、工場などへの据付けまでを担当します。ひとつの案件でも、さまざまな関係者との調整が必要になるので、板挟みになることも少なくありません。こちらの難しい依頼を受けていただくためには、お客様だけではなく、通関や輸送を担う協力会社とも、信頼関係を構築することが重要です。信頼を得られる仕事をするためには、やはり知識が求められます。中途半端な知識では、お客様や協力会社の心は動きません。だからこそ、貿易実務の知識を深め、日々の業務から学んでいくことも、仕事に対する責任だと思っています。

責任ある仕事のために、知識を深めていく。

「あなただから、出来た」
という言葉をいただいた。

以前担当した業務で、通常なら1週間の日程が必要な海上輸送を、3日以内に手配しなければならないという案件がありました。困難なスケジュールに焦るなか、事前に手配できる書類は大急ぎで作成をして、万全な準備に努めました。加えて、協力会社にも非常に無理なお願いである旨を説明しながら協力を仰ぐとともに、お客様との連絡も重ねたところ、それでも「岩崎さんの依頼なら」と、引き受けてくれたのです。不可能と言われた納期を無事に守ることができた時、「あなただから、出来た」と言っていただけたことは、本当に嬉しく、仕事の意義を実感した出来事でした。

「あなただから、出来た」という言葉をいただいた。

いつも変わらぬ姿勢で
日々の業務を担う。

こういった困難な局面ばかりではないのですが、どんな案件でも、準備や手配に漏れやミスがあると、業務が滞ってしまうのが、私が担当している仕事です。書類に記載する英単語に一つでもスペルミスがあると、輸出入通関が出来なくなったりすることがあります。小さな案件であっても、大きなプロジェクト案件であっても、仕事に向かう姿勢は同じなんだと言い聞かせながら、日々の業務を行っています。
私は、大学時代、英語を学んでいました。現在の仕事で英語を使わない日はありませんので、その点においては、学生時代に学んだことが生かされていると思います。もちろん、担当する業務の専門用語は、入社してからいろいろと憶えました。
入社後、今の部署に配属されたときは、先輩たちが一心不乱に業務に取り組んでいる姿勢を見て、最初はやっていけるのか不安に思いましたが、分からないことや困ったことがあったとき、いつでも気軽に相談ができ、適切なアドバイスをもらえましたので、安心してその輪の中に溶け込むことができました。

MESSAGE

MESSAGE 海上第二本部 機械・自動車部
岩崎静香(2014年入社)

私を信頼して任せてくださる仕事を、考え得るベストな方法で着実にこなしていく。事務職であっても、当社の物流を担う責任がある。それが私自身のやりがいにつながっていると感じています。