商社系物流の独自性を活かし世界と経済を動かしていく。

商社のDNAとノウハウがあるから作れる物流の新しい価値。

顧客のニーズに応えて、A地点からB地点へと物を運んでいく。「物流」という言葉から描くのはそんなイメージかもしれません。しかし、そこで終わってしまったら伊藤忠ロジスティクスは必要ないと言えます。私たちは商社のDNAを引き継いで生まれた企業。だからこそ物流をベースとしながらも、「+α」の価値を提供したいと考えています。例えば日本の工場から海外の工場まで輸送を行うだけでなく、商取引の流れを作り、さらには投資などの金融など商社が持つ機能を柔軟に組みあわせ、新たな価値を提供していく。このような「+α」を絶え間なく考え抜き、新たなビジネスを生み出せる力があるからこそ、私たちは商社系物流と名乗っているのです。

一歩踏み込めば、まだないビジネスを見つけられる。

私たちが大事にしているのは顧客に一歩踏み込むこと。例えば海上輸送の見積もりを作成するだけなら、どの会社でもできます。そこで終わるのではなく「通関以降、どこまで運んでいくのですか?」と、顧客の状況に一歩踏み込めば、その先に新しいビジネスの種が見つかるかもしれません。現状に満足して終わらせるのではなく、常に顧客に入り込むことで見えていなかったニーズや課題を見つけることができる。そのビジネスの種をしっかりと育てられる土壌があるのが私たちです。常に一歩踏み込むことが新しいビジネスを生み、さらなる市場を開拓していくのです。

一歩踏み込めば、まだないビジネスを見つけられる。

日本の魚の美味しさを伝えることで、
世界に食料品市場が広がっていく。

今朝、北海道で獲れた鮮魚が、夕方、バンコクの日本料理店のテーブルに並ぶ。これは未来の話ではなく、伊藤忠ロジスティクスが現在行っている案件の一つです。朝一番に水揚げされた魚を千歳空港から輸出し、タイの通関手続きを経て、その日のうちにバンコクにある数多くの日本料理店まで届ける。別々の会社が陸上輸送や通関を請け負っていた場合、このようなオペレーションはできません。これは私たちが物流に関わるすべてを一気通貫で担えるからこそできること。鮮魚で握られた寿司を一度口にしたら、冷凍・解凍を経た魚の味では満足できなくなるでしょう。今後は更に、タイで日本の鮮魚を食べる文化が広がり、日本食の新規市場開拓へ繋がっていくのです。人々の生活に密着したものといった観点から私たちは「食料品」、「日用品」この2つの分野へ注力してきました。他にも戦略的に成長を見込んでいる分野として、世界的な高齢化を見据えた「医薬品」分野、さらに日本の高い技術力が蓄積された「自動車」分野があります。この4つの分野に注力してきたことが形となり、7期連続で収益を伸ばしています。まだまだ海外には開拓していない市場がある。日本品質の商材を輸出し、世界に新しい市場を切り拓いていく。この将来を見据えたダイナミックな流れを作れることも当社の魅力の一つです。

グローバルマインドを持って、
新たな世界とビジネスへ踏み出して欲しい。

海に囲まれた小さな島国の日本から、物流で世界を動かし、新たなビジネスを作っていく私たち。「海外を舞台にビジネスを見つけたい」「自分の影響力がどこまであるのか知りたい」と思っている方が活躍出来る場であることに間違いはありません。さらに私たちは徹底した現場主義です。「◯◯すべき」で終えてしまう評論家は、経営陣含めて当社に必要ありません。すべての人がプレイヤーとなり、責任を持って顧客やパートナーと向かい合いながら、世界と経済を動かしていくのです。伊藤忠ロジスティクスという舞台で、一歩先へ踏み出そうとするあなたの挑戦をお待ちしています。

代表取締役社長 佐々 和秀

グローバルマインドを持って、新たな世界とビジネスへ踏み出して欲しい。