常に最適在庫量を維持し、お客様への安定供給を実現する情報共有・倉庫機能の展開

VMI(Vendor Managed Inventory)とは、ベンダー主導型の在庫管理です。VMIでは調達・購買サイドの生産状況(メーカーの場合)や、売れ行き(小売りの場合)などを見ながら、ベンダーサイドが在庫を補充していくことが可能です。
現在の在庫や過去の在庫実績をタイムリーに提供するWMS*1機能。当社ではさらに将来の生産に必要な使用量を踏まえ、在庫をシミュレーションすることで、メーカー様・資材サプライヤー様に最適在庫量情報(余剰在庫を持たない状態)を提供しています。
また、メーカー様からの資材納入指示(出荷指示)を24時間受け付けており、JIT*2(ジャスト・イン・タイム)納入を行う為の管理ツールとしてもWMSが活躍しています。メーカー様・資材サプライヤー様とWMSを介して必要な情報を共有することで、関係者の物流最適化を実現しています。

*1 WMS(Warehouse management system)は、倉庫または配送センターの作業を整理し、施設が効率的に運用され、その目的を達成できるようにするための一連のシステム
*2 資材がいつ、なにが、どれだけ必要となるか随時想定して納品計画を立て、納入を行い、余剰在庫を最小限にとどめる取り組み

VMI対応のWMS機能

メーカー様の生産計画と連携したWMS機能の提供

メーカー様からの生産計画に基づき、資材・原材料が「いつ」・「なにが」・「どれだけ」必要となるか、WMSを用いてシミュレーションをしています。その結果を資材サプライヤー様に提供することで、サプライヤー様は、適正在庫を判断し、納品計画を策定することができます。

生産計画をメーカー様、サプライヤー様と当社で共有することで、在庫最適化を常に実現しています。

また、当社事業所(倉庫)は全国4箇所のメーカー様生産拠点に隣接し配置されており、メーカー様の生産に合わせ、1時間に1回、1日24回(24時間)のJIT納品に対応しています。倉庫在庫だけでなく、メーカー様工場内の資材・原材料在庫も最適化する機能を提供しています。

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