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商社系物流の
独自性を活かし
世界と経済を動かしている

代表取締役会長 佐々 和秀

「物流ベースのマルチ機能集団」
そこにビジネスの大きな可能性がある。

お客様のニーズに応じて、A地点からB地点にモノを運ぶ。それが一般的な「物流」のイメージでしょう。しかし、伊藤忠ロジスティクスのビジネスは、そのイメージとは大きく異なります。
たとえば、海外進出するお客様に対して私たちが提供するサービスは、お客様の“水先案内人”として、調達・生産・販売のいわゆる川上から川下までのロジスティクス提案から、各種法令・規則等のアドバイス、商流への関与、時にはM&Aを含む投資、事業会社化など、お客様のビジネスを成功に導くパートナーとして確固たるバリューチェーンをつくりあげる。それは、「物流ベースのマルチ機能集団」たる、伊藤忠ロジスティクスだからこそ実現可能なビジネスの大きな広がりと可能性があります。

世界のビジネス潮流を先読みし、
物流をマネジメントする。

現在、当社の海外利益比率は約40%。特に中国・インドへは他社に先駆けて進出し、物流ネットワークに関しては日系物流企業として最大級の規模を誇っています。そして、これまで構築してきた欧米や東南アジアのネットワークに加え、さらなる事業拡大のため、世界各地にネットワークを展開すべく布石を打っています。最近のトピックスといえば、アフリカのシオラレオネへの駐在員の派遣。世界的な青果ブランドの農園・工場進出におけるロジスティクスの全面サポートとして、若手とベテランの2名をシオラレオネに駐在として行ってもらいました。インフラもほとんど整備されていない中、政府・港湾・トラック会社・船社など多くの関係者との交渉を重ね、現在は、ヨーロッパへの出荷を開始しております。このことは、これまで培ってきた物流開発などの機能提供と、世界中にネットワークを持つ当社ならではの良い例と思います。
お客様のビジネスの先を読み、グローバルでの販売・生産・調達を視野に、モノの流れ(物流)をマネジメントすることで、他の物流会社も商社でさえも真似できない独自のビジネスを展開する。その結果が、連続増益という好業績にもつながっています。

鍵となるのは“現場主義”
それが、仕事の面白さを生む。

当社が最も大事にするのは、“現場主義”。オフィスにいて数字だけで物事を考えるのではなく、実際にお客様のモノが動く現場を見て考えるから、お客様が求めている答えをリアルに感じる事ができます。さらに、モノが動く現場はグローバルな情報に溢れています。たとえば、半導体業界、当社は半導体製造装置の輸送を得意としておりますが、これらの装置が何処に向かってどれくらい動くのか、それによって半導体の生産状況がどのように変化し、自動車や家電、パソコンや携帯などの動向が肌感覚でわかってきます。それは同時に、当社が次に手を打つべき業界がおのずとわかってくるということです。各業界を取り巻く経済環境の変化、人々のライフスタイルの変化、それに伴うお客様のビジネスの変化が物流という現場を通して、一般的な情報として表に出る前に先取りできます。しかし、その情報は使わなければ意味がありません。重要なのは、リアルタイムで現場の情報を取り入れて、どのような機能を活用し、どのようなビジネスを展開するか。当社で仕事をする面白さはここにあります。物流とはマーケットイン発想をベースとした情報産業。それが当社の考えなのです。

無限に広がる若手の活躍フィールド。
チャレンジできる環境が、ここにある。

当社のビジネスはあらゆる分野へ、そして世界のあらゆる場所へと無限に広がっていきます。現在、早ければ入社3年目の社員も海外駐在しており、今後も海外でのポジションはどんどん増えていきます。働くフィールドは多様であり、社員一人ひとりに合った活躍の場が必ず見つかります。そのため、社員のモチベーションは高く、それは新卒で入社した社員の離職率が非常に低いという結果にも表れています。当社が求めているのは、多様なビジネスに対応する多様な人材。あえて人物像は特定していません。ただ、物流=情報産業であり、貪欲に情報を取り込んで、そこで自分のスキルを磨く意欲を持った人に来てほしいと考えています。「物流をベースとした新たなビジネスに取り組みたい」「海外ビジネスに挑みたい」など。物流にあらゆる機能を加え、付加価値を提供するという使命に共感し、「チャレンジしたい」という強い意思を持った方々を、私達は待っています。

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