INTERVIEWS 04
2020年入社
小学生の時、洋楽に魅了され、洋楽から英語に興味を持ったことをきっかけに、「将来は海外で働きたい」が夢となる。就職活動を通じて、その夢が実現可能なことと、多くの商材の輸出入に関わってみたいという想いが合致して入社を決意。
2023年10月から3カ月間、西アフリカのシエラレオネという国に長期出張していました。伊藤忠商事の子会社であるドール社の現地法人「シエラトロピカル社」でパイナップルの加工品の輸出業務に携わるためです。現地では2022年4月から、米国・欧州向けのパイナップルの栽培と工場での加工品の生産を始め、今はまだ収穫高も少なめですが、毎月定期的にコンテナを輸出しています。実は、入社2年目の21年にも一度、上司と一緒に出張し、まだ工場も建っていない現地の調査を行いました。2024年にはまた長期出張に出て、そのまま駐在員となる予定です。今後、収穫量が増えていっても物流のスキームをスムーズに回していけるよう、現地で私がしっかりコントロールしていきたいと思います。食事、文化、商習慣も異なる新興国の暮らしは決して楽ではないことを出張期間だけでも肌で実感しました。それでも長い人生のなかで、シエラレオネで働くチャンスなんてそう巡ってきません。その貴重な経験を存分に楽しむつもりです。
前の配属先で、海外から名古屋に冷凍のリーファーコンテナで輸入された冷凍全卵を、陸揚げしてすぐ冷凍倉庫に保管して欲しいという案件がありました。名古屋港付近は土地柄、冷凍倉庫が少ないうえ、準備期間が2週間と短く、とにかく早く冷凍倉庫を見つけなければなりません。課長と二人、あらゆる冷凍倉庫会社に電話をかけて交渉し、幾度も断られながらも、何とかコンテナが到着する前に倉庫を用意し、お客様からも感謝の言葉をいただくことができました。競合ひしめく業界で案件を獲得するには、とにかく早く行動する、スタートダッシュが大事だということを学んだ経験でした。この経験もそうですし、会長が重要視している現場主義私も“現場主義”をモットーに、自分で足を運び、お客様と顔を合わせて対話することを大事にしています。シエラレオネの会話は、ネイティブスピーカーと異なり、ヒヤリングだけでもひと苦労です。ただ、それでも鍵は語学力。伝わってもいないのに交渉などできませんからね。とにかく彼らの英語に馴染むこと、相手に自分が思っていることを理解してもらえるよう、伝える・伝わることにこだわり、駐在員の使命を果たしてこようと思います。
これまで、英会話スクールにも1年間、通わせてもらい、2年目の海外出張も比較的早い方だったと思います。また、シエラレオネへの長期出張の前には、フィリピンのドール社への研修を申請し許可をもらいました。自分が「こうしたい」という意思を尊重してもらえる社風なので、本当に挑戦しがいがあります。今後、シエラレオネでの駐在が終わってからの話ですが、とくに今の部署は商材を限定せず、さまざまな貨物の取扱いが可能です。私は大型設備の輸出入案件に挑戦するのが一つの目標です。やはり、貨物が大きければ大きいほど、自分のモチベーションも上がりますし、お客様のために何としてもこの案件をやりきってみせるといった使命感も生まれるような気がします。そして将来的には、何かあった時には周囲から頼られる人間になれるよう、さらに海外出張や駐在経験を重ねていきたいと思います。日々の業務で習得した学びを大切にし、自分だけの学びに留めることなく自分の成功や失敗を周囲に伝えながらチームで挑戦出来るよう、後輩たちの役に立てる先輩として成長していきたいです。
INTERVIEWS