世界規模で
社会インフラを支える仕事
Question -
伊藤忠ロジスティクスに入社を決めた理由を教えてください。
- 末冨
- 小学生のころに中国で暮らしたことがあり、就職活動のときから、中国に強い会社で中国の事業に関わることを希望していました。伊藤忠ロジスティクスは中国事業に強いことはもちろん、商社系のなかでも、伊藤忠グループの業務への依存率が低く、“自社で稼ぐ力”がある点にも将来性を感じました。
- 池岡
- 私も他の商社系物流企業と比較して、その比率には注目していました。それに伊藤忠ロジスティクスは物流だけでなく商流も合わせて提案ができるとか、⼤規模案件に携わる楽しみもあると思いました。ここ10年ぐらい、海外事業がグンと伸びているのも魅力でしたね。
- 林
- 私はフォワーダー業務に関心があり、就職活動でいろいろ調べました。そこで、伊藤忠ロジスティクスは輸送だけでなく倉庫事業などで顧客のニーズに沿ったサービスを提供するなど、高い付加価値を提供する姿勢が魅力でした。また、海外駐在員の数が多く、グローバル志向の私向きだと思いました。
Question -
入社前(就活時)と入社後の「物流」のイメージはいかがですか。
- 池岡
- 私は最初から、「物流=グローバル」なイメージを持っていました。人々の生活に欠かせない、社会貢献度の高い仕事で、輸出入案件ともなれば、世界各国とのやり取りが必要にもなる、グローバルな仕事だと。
- 林
- 私も、日本と海外をつなぐ重要インフラで、人の生活を豊かにするために必要不可欠というイメージでした。大学で外国人の友人たちが日本でも自国の製品を手軽に購入しているのを見て、世界的な視野で考えたらもはや「物流は社会インフラ」だと感じていましたね。
- 末冨
- それを言うなら僕は実体験で、中国にいたころは日本の製品を見つけるとすごく嬉しくて、同時にホッとしました。まさにそれは「物流のおかげ」ですよね。ただ、物流業界にはもう一つ「3K」。つまり、きつい・汚い・暗いイメージも強かったですね。
- 林
- 私も就職活動中、物流は率直に「泥臭い仕事だよ」って説明されたことがありました。ただ、新入社員研修のときに何度か倉庫見学をしていますが、現場はすごく整理整頓され、機械化も進んでいるし、パートの方たちが楽しそうに働いていたので、かなりイメージは変わりましたよ。
- 末冨
- そうなんですよ。僕もその点は驚きました。つくばセンター(医薬品物流部)はもうカフェのようなオフィスや食堂があります。中国の現地法人だと、機械化・自動化が日本以上に発展しているほどです。
- 池岡
- 本当に最近の倉庫はシステム化も進んでいて近代的。むしろ私の担当する海上輸送の方が、重機も使うしアナログに見えるかもしれません。私の場合、グローバルという華やかな言葉のイメージとは裏腹に、非常に多くの⼈が関わって、⽇々細やかな確認を⾏う地道な仕事だったことの方がギャップだったかもしれません。
- 林
- 私も同感です。私がシステム部で膨大な物量の処理や、安定したシステム稼働によって注力する先には、「物流を止めない」「倉庫を止めない」という重要な使命があります。そう思うと改めて、社会に欠かせないインフラだと強く認識しましたね。